2016年9月10日土曜日

あっと驚くデザイン続々と


「オリジナル風呂敷をデザインしよう!!!」という夏休みの宿題は、
 ①<日本らしさ><吉祥寺らしさ><藤村らしさ>のうち、どれかの要素を必ずいれる。
 ②ペンで濃く模様を描き、ふろしきの色を付ける。
 ③包んだ時に、模様がどの場所に、どのように見えるかも考える。
という観点をもって「タイトルとどんな意味や思いを込めてデザインしたかを詳しく書いてPRしてください」というものでした。

担当の先生が集まった作品の一部を見せに来てくれました。どれもなかなかの力作で「思い」の詰まった作品でした。「吉祥寺らしさ」や「藤村らしさ」といったテーマは少々難しいかも知れないと思っていましたが、さにあらず、「素晴らしい」「凄ーい」「なるほど」・・・生徒の発想やアイディア、表現力に感動しきりです。

一部を紹介します。しかし、スキャナーの性能の関係で、薄い色は読み取れず、どうしても原画の雰囲気が伝わりません。ご覧いただくときには、そこを想像力で補ってご覧いただければ幸いです。

タイトルは「美しい日本の桜」

    日本の美しい満開の桜と花びらがふろしきをどのように
使っても分かるようにデザインしました

 
タイトルは「人それぞれ」

 日本の伝統工芸品である手毬や桜、紅葉などを色々な色で描き、人それぞれ
違う思いや考え方をしながら生きているということを思いながら描きました。
タイトルは「藤」

  藤の花は、1つ1つだとあまり目立たなく地味だけど、藤棚になると豪華になる。
  それと同じように、人も1人より大勢の方がおおきなことに挑戦することができる


 
紫の花は桔梗です。この桔梗の花言葉が藤村にピッタリだったので使いました。
桔梗の花言葉:誠実・清楚・気品・変わらぬ愛
線の金色の意味:成功・頂点・輝き
背景のピンク:優しい気持ち
 

タイトルは「ふじむらと和」

伝統的な和のデザインとふじむらカラ―と校章を入れました


結んだときに藤の花のようになる。また、藤村の繋がりの強さやパワーをイメージした。

 
井の頭公園のボートや象の花子などをイメージして

    まだまだ沢山の作品が集まっています。
    互いに刺激し合いながら発想力、創造力を伸ばして欲しいと願っています。

    藤村オリジナル風呂敷が出来上がるのが楽しみです。







2016年9月1日木曜日

2学期スタート

                          
   この夏休みも多くの部活が、関東大会やインターハイ・全中などの全国大会に出場し活躍しました(各クラブのブログをご参照ください)。また、クラブ以外にも進学講習や勉強合宿等々、普段以上に忙しく充実した藤村の日々でした。


(ちょっと変わった夏休みの宿題)
 今年の夏休みには、例年にない宿題が2つ出ています。

 一つは、図書委員会から出されました。図書委員会からの宿題です。
 今年は、夏目漱石没後100年、シェイクスピア没後400年、杉原千畝没後30年。それぞれの学年で、各氏についてのレポートを作成するというものです。これらは文化祭で発表するそうです。

 もう一つは、オリジナル風呂敷作り。これは生徒指導部からの宿題です。
 吉祥寺をフィールドとした教育活動の一貫で、吉祥寺・日本を世界に発信していこうと、「日本らしい、吉祥寺らしい、藤村らしいデザインの風呂敷を作ろう」と、デザインを考えてくるというものです。
 それらの作品のいくつかは、9月24(土)、25日(日)の文化祭で展示されることになると思います。この風呂敷のデザインが、「日本の文化に触れる日本・吉祥寺土産の風呂敷」「藤村女子オリジナル風呂敷」といった作品となり、2020年のオリンピックで日本・吉祥寺・藤村の土産グッズになればすごいなと夢ふくらみます。

 レポートにしろ、デザインにしろ、様々な生徒の作品を見るにつけ、「へえ―」「なるほど」「すご―い」と思うものが必ずあります。生徒同士や教師間でもそんな言葉が飛び交い、互いに刺激し影響し合って感性豊かに育っていくのが学校という場の楽しみでもあります。


(留学生とネイティブの先生を迎えて)
 本日9月1日より、今年はオーストラリア・クイーンズランド州から留学生リーラ・ジェンキンスさんを迎えます。また、ネイティブのヤヤ先生、サラ先生に替わってエマ先生、マ―リン先生がいらっしゃいます。生徒も積極的に声をかけて親交を深め、留学生もネイティブの先生も本校での諸活動を満喫し、生徒とともに充実した1年間となることを願っています。
 下の写真は、始業式に続いて生徒会主催で行われましたウェルカムセレモニーの一コマです。

ウェルカムセレモニーにて
ダンス部による歓迎演技

 
(リオデジャネイロパラリンピックに堂森さん出場)
  昨年10月の講演会で、パラリンピック車椅子テニスの堂森佳南子選手のお話を伺いました。講演では「一生懸命やっていれば、応援してくれる人が必ず現れる」という言葉が印象的でした。その堂森さんが、この9月7日開会のリオパラリンピックにも出場されます。堂森さんの活躍を祈念します。

昨年の講演風景
車いすテニス実演風景
2学期がスタートし、この学期も生徒のどんな活躍があり、本校の歴史にどんな新風が加わっていくのかわくわくしています。