2017年9月22日金曜日

「ふじむらオリジナル風呂敷」完成

  とても魅力的な街、吉祥寺の一角にある本校では、吉祥寺をフィールドにした学習や2020年東京オリンピックに向けて、吉祥寺を紹介することや吉祥寺のお土産を提案するなどの活動に取り組んでいます。まだまだ種まき段階ですが、「吉祥寺マップ」、「吉祥寺銘菓レモンケーキ」に加え、「ふじむらオリジナル風呂敷」が完成いたしました。
  これは、櫻庭教諭(家庭科)が進めてきたもので、「日本文化についての学習と2020年の東京オリンピックに向けた吉祥寺のおみやげ考案の一環として2年間取り組みを重ねてきました。全校生徒にデザインを公募し、投票によって最優秀賞に輝いた作品が遂に商品化されました」(オリジナル風呂敷紹介文)


  デザイン制作者野中さんのコメントです。
「ベースは、藤村をイメージして紫色にしました。夜をイメージして描いたので、女の子はあえてシルエットにして、花柄を目立つようにしました。また、女性らしさを出すために着物に花柄を入れて鮮やかに色付けしたところもポイントです。
 全校生徒・教師の投票で、自分の作品が選ばれたと知った時はとても驚きました。時間をかけ、頑張って描いたかいがありました。とても嬉しいです」



  この風呂敷を販売し、その売り上げ金の一部は「日本紛争予防センター」に寄付させていただきます。
 「日本紛争予防センター」とは、今年の7月に本校で講演をしていただきました瀬谷ルミ子さんが理事長を務め、世界の紛争地域での平和構築、治安改善、兵士の武装解除・社会復帰を専門にケニア、南スーダン、ソマリア、トルコなどで平和活動や子供たちへの教育支援をしている機関です。瀬谷さんの活動は、複数の高校英語の教科書にも紹介されていますし、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」などでも紹介されています。また、「世界が尊敬する日本人25人」(Newsweek日本版2011年)にも選ばれています。
 尚、「ふじむらオリジナル風呂敷」は、本校事務室で販売しています。

2017年9月9日土曜日

夏休み中のクラブ活動 若干の報告 

    2学期がスタートして1週間。休み中も進学講習やクラブ活動で多くの生徒が登校していたといっても、新学期がスタートして全員が揃うとやはり活気が違います。笑い声、久しぶりに会ってのはしゃいだ声、藤村らしい明るさが戻ってきました。
 夏休み中も、クラブの試合が終わる度に嬉しい報告がありました。列挙してみると改めて凄いと感嘆します。

〇 高校文化部では、
    囲碁部:全国大会個人戦5位入賞
    吹奏楽部:都大会金賞受賞。10月に行われる東日本大会出場決定
    児童文化部:合宿での毎年の老人ホームなどへの慰問の様子が長野県の新聞「長野日報」
          に取り上げられました。

  〇 高校運動部では、
  器械体操部:インターハイ個人総合優勝
  水球部:ジュニアオリンピック準優勝
  ソフトボール部:インターハイ出場
  競泳部:インターハイ出場(7種目)
  トワーリングバトン部:JAPANCUP 全国高等学校選抜大会出場
     柔道部:全日本ジュニア選手権大会出場決定(10月)
  バレーボール部:私学大会 Bブロック優勝

 〇中学では、
  新体操部:関東大会4位、全国大会4位入賞
  柔道部:全国大会(全中)個人戦出場  関東大会個人戦出場  3位・4位入賞
     水球部:高校生と一緒に全国ジュニアオリンピック出場で準優勝
     吹奏楽部:高校生と一緒に都大会に出場し、金賞受賞で東日本大会出場決定
     児童文化部:高校生と一緒に活動しています。「長野日報」の記事もいい記念です。

   また、柔道部三浦さんが日ロ柔道親善大会(ロシア・ウラジオストック)に選ばれ出場、
  器械体操部杉原さんが世界体操選手権大会(カナダ・モントリオール)に出場、
  外部のサッカーチームに所属している菅野さんが、U19日本女子代表  海外遠征合宿
  (中国・貴州省)に選ばれて参加。

  大会時期や活動内容が異なっていたりで、ここに記載していないクラブも含めて、
 各クラブのブログも是非ご覧ください。 

  本校には、積極的に色々なことにチャレンジし、何事にも一生懸命取り組むムードがあります。結果にとらわれず、何事にも楽しみながら取り組んでいる雰囲気があります。
 それは、いつも目標通りの結果が出るとは限らないが、どんな結果であっても、一生懸命取り組んだからこそ、その結果も含めて自分をあらゆる点で成長させていると実感しているからだと思います。
  
   2学期も、生徒の様々な活動が楽しみです。





競泳部

  




バレーボール部



















 吹奏楽部









   

2017年6月13日火曜日

同窓会総会


 
     先日6月11日(日)、吉祥寺東急REIホテルにて同窓会総会が開かれました。
  例年より多くの卒業生の方々の参加がありました。総会の後半は、卒業生によるパフォーマンスやジャンケン大会で大いで盛り上がりました。また、学校の現況紹介ということでお持ちした「ふじむら進学通信」(卒業生の大学キャンパス通信特集)や「藤村ニュース」(クラブ活動や教育活動の紹介)など在校生・同窓生の活躍をご覧になり、それぞれの中高時代の思い出話にも花を咲かせていました。とても楽しい時間でした。


  さて、当日マリンバを演奏してくださいました同窓生、原嶋寛美さんの出演される『初夏のアリーナコンサート』のチラシをいただきました。7月9日(日)大泉学園町体育館において開催されます。小・中学生は無料です。事前の申込みをして、是非ご参加ください。
 

2017年5月1日月曜日

「吉祥寺音楽祭 ホコ天ライブ」に4つのクラブが出演しました

4月29日(土)、14:00から吉祥寺駅北口駅前の平和通りで行われた「吉祥寺音楽祭 ホコ天ライブ」に、吹奏楽部、トワーリングバトン部、ダンス部、新体操部が出演しました。14:10のスタート時間を前に、多くの観客の方々が集まってくださいました。

まずは、トワーリングバトン部。チアの衣装で、ポンポンとバトンの演技を披露しました。見ている方々からは、自然と手拍子が起こり、生徒たちもとても楽しそうでした。



続いては、ダンス部。ストリートでの演技にぴったりの、スピード感のあるダンスです。観客の方々を魅了する笑顔も、とても印象的でした。



新体操部は、フープを使っての演技です。中1から高3までが力を合わせた演技は、移り変わるフォーメーションやかわいらしい振り付けに、大きな拍手が起こりました。



そして、吹奏楽部の演奏です。強風の中、楽譜が飛んでしまうハプニングもありましたが、それを感じさせない素敵なメロディが吉祥寺の街に響きました。



最後は、吹奏楽部の演奏に合わせて、トワーリングバトン部、ダンス部、新体操部の全員が「恋ダンス」を披露。観客のみなさまの手拍子もいただき、フィナーレにふさわしいコラボレーションとなりました。


 
  以上、本校入試委員長廣瀬教諭のレポートでした。
  中学では職場体験や乳幼児ふれあい体験、高校では「吉祥寺マップ」や「吉祥寺銘菓」の制作などで地域の各方面の方々には大変お世話になっています。今後も吉祥寺をフィールドにした教育諸活動の充実を図り、吉祥寺の街の魅力創りのお手伝いが出来れば幸いです。また、その魅力の一つが、藤村女子の生徒たちの生き生きとした姿となれば、こんな嬉しいことはありません。
 
 
 
 


2017年4月17日月曜日

オーストラリアの高校との合同コンサート実現

昨日(4月16日)は、オーストリアのWoolooware High  School(ウールウェア高校)から、吹奏楽部員を中心にダンス部員・合唱部員計22名が来校。 
午前中は、それぞれのクラブに分かれて交流し、午後は、Coppice吉祥寺店の野外デッキ(吉祥寺デッキ)を借りて、吹奏楽部・ダンス部・児童文化部・合唱部と一緒にミニコンサートを開催しました。
晴天の日曜日とあって、人通りも大変多く盛況でした。両校の生徒にとって充実した有意義な一日だったと思います。
なお、ウールウェア高校は、シドニーから車で南へ30分ほどのところにある学校です。
この交流を縁として、いつかまたこうした機会が継続できればと思います。吉祥寺で、あるいは、シドニーで。



合唱部と児童文化部のハンドベル演奏
一番左は、合唱部所属のオーストラリアからの留学生
ウールウェア高校の吹奏楽部、合唱部、ダンス部の演奏・演技の後
両校吹奏楽部合同での演奏
両校吹奏楽部・合唱部合同で
両校吹奏楽部・ダンス部合同で



終了後、本校カフェテリアで談笑タイム


                   
本校カフェテリアにて




-今回の交流について、ウールウェア高校と本校の生徒の感想をいくつか掲載します-


Today was an exciting and spectacular experience which allowed us to meet good
people and share our love of music.  This has been an unforgettable day which has impacted our progression in the field of the music.  We would like to thank Fujimura Girls’ High School for hosting this gathering of two bands. 
本日は、素晴らしい人々と出会い、音楽に対する愛情を分かち合える、そんな素晴らしい経験ができました。この企画は、音楽分野における進歩を推し進めてくれるような忘れられない日となりました。二つのバンドのコラボを企画してくださり藤村女子中学高等学校のみなさんに感謝します。




Today’s performances were a wonderful experience that offered the opportunity to meet others, and experience a new culture through the guidance of other people our age.  Over all the day was fantastic, and will be remembered dearly by all long into the future. 
今日の演奏会は、他の人々に出会い、同世代の人たちの協力を通して新しい文化を体験をする機会を与えていただいた素晴らしい時間でした。全体的に素晴らしく、将来にわたって長い間記憶に残るでしょう。



Watching students from such rich and diverse cultures work together was an absolute pleasure.  The Fujimura students welcomed Woolooware with joy and respect. Many thanks to Tsuga-san and to Fujimura school.  
このような実りある様々な文化交流を通して生徒をみられて、大変有意義でした。藤村の生徒たちは、喜びと敬意をもってウールーウエア高校を迎えてくれました。都賀さんと藤村に大変感謝しています。





最初はコミュニケーションなどちゃんととれるか不安でしたが、一緒に演奏すると距離も縮まり、とても良い経験となりました。また、機会があれば一緒に演奏したいです。




すごく楽しく踊ることができて、また、オーストラリアの同世代の人とかかわれて、良い刺激になりました。





緊張と不安がありましたが、ここで得たことを次のコンサートに生かしたいです。



2017年4月11日火曜日

敷地内の桜が満開。新年度がスタート



   学校敷地内の桜が満開という風景の下で、入学式も始業式も行うことができました。新しい学年のスタート、特に入学式には満開の桜が良く似合います。今年の入学式は、朝のうちには雨降りで少し心配でしたが、入学式後のクラス懇談会など全ての予定が終了するころには雨もあがり、正面玄関の桜の前は、記念写真の絶好のポイントということで家族での記念撮影をと長蛇の列ができていました。とても穏やかな陽気の下でとても和やかな風景でした。


























 さて、昨年度は、キャリア教育の一環としてJAXAH-ⅡBロケットの発射指揮者を務めた白石紀子さんの講演やシャネル日本研究所長安藤信裕さん・北海道大学大学院准教授山﨑健一先生による「コスメを科学する」と題しての講演やハンドクリーム作りの実習、また、「車イスバスケで夢を駆けろ」(金の星社)の著者であり、シドニー・アテネ・北京・ロンドンと4大会連続でパラリンピックに出場した京谷和幸さんの講演や体験活動を行いました。今後も様々な分野で活躍されている方々の話を伺う機会を増やし、それぞれの生徒が、将来に夢を馳せ、その実現に向けて意欲的に学んでいく後押しになればと思います。

 また、この3月には7名の生徒が参加してのカナダ・ケローナでの語学研修も実現できました。英語、世界、先取りと種まきをテーマに、各教科・各学年が色々な工夫を始めました。その取り組みに生徒も意欲的に取り組んでいます。今年度もどんな教育活動が育っていくのか楽しみです。

 


















2017年1月4日水曜日

新しい年が始まりました

新しい年が始まりました。
皆様も健やかに新年をお迎えになられたことと思います。

今年も地元の七福神巡りで1年をスタートさせました。穏やかな気候も手伝って参拝者が多く、どこに行っても行列でした。
そして、地元周辺に住んでいる卒業生や卒業生の家族とばったり会うことも少なくありません。それも楽しみの一つとなっています。


学校も12月29日から1月3日の閉鎖期間を終えて、本日1月4日より開校です。

冬休み中なので、登校している生徒の数は少ないですが、今週末から始まる一般受験のためのラストスパートで高校3年生は学習センターで勉強しています。
また、クラブ活動で元気に汗を流している生徒もいます。

もちろん、先生方も出勤してともに頑張っています。


新年の挨拶の最後に卒業生のことばを紹介します。彼女は大学卒業後からずっと続けていた仕事を昨年辞めたそうです。結婚し、2人の男の子を育てている頑張り屋のママさんでした。いろんなことがあって、タイミングがあって仕事を辞めたのですが、しばらくは充電期間とするようです。が、その後の言葉が素敵なのです。
  「しばらくは充電しますが、世界を広げるチャンスは逃さないようにキョロキョロしたいと思います (笑)」
この考え方、共感できます。というより、教壇で、あるいは個人の面談で「いつもアンテナを広げていなさい」って私がよく言っていた言葉です。 その卒業生の言葉に新年早々大変励まされました。
 


今年も、生徒たちがよりよい環境で学校生活が送れるように、頑張っていこうと考えております。

 
副校長 今本