2018年4月24日火曜日

より、「文武両道」へ、加速

       
  新年度がスタートしました。
  新入生を迎えてオリエンテーション等の諸行事を終え、先週から中高全学年が揃っての新年度が本格的にスタートしました。
  今年はどんな新たな取り組みや成果があるのでしょうか。楽しみです。

 藤村女子中学・高等学校では、現在、①「文武両道」の充実 ②魅力的な街—吉祥寺をフィールドにした教育活動 ③国際教育・英語教育の充実 に取り組んでいます。

 改めて振り返ってみますと、運動部は引き続き活発な上に、吹奏楽部や児童文化部、軽音楽部などの文化部も大変活気に満ちてきました。昨年度、吹奏楽部は、初の東日本大会への出場を果たし、秋の日本管楽コンテスト(全国大会)では最優秀賞受賞という成果をあげました。また、児童文化部は、地域でのハンドベル演奏や慰問活動が評価され、コミュニティ賞(文科省、日本赤十字後援)を受賞しました。

 「吉祥寺をフィールドにした教育活動」では、外国人観光客向けの「吉祥寺マップ」や「ふじむらオリジナル風呂敷」をみんなで作り、近澤レースとのコラボレーション授業(情報)では生徒のデザインを元にした「ダブルタワー ミニタオルハンカチ」が完成し、元町の本店とインターネットで販売されています。クッキング部も新体操部も器械体操部も吹奏楽部もダンス部もトワーリングバトン部も合唱部も茶道部も美術部も・・・折々に「吉祥寺をフィールドにした活動」に加わり、吉祥寺の魅力創りの一翼を担っています。

  さて、進学指導面での近年の進化を少し紹介いたします。

〇大学入試センター試験の受験者は、4年前は34名でしたが、今春は63名(在籍の62%)となりました。

〇国公立大の受験者数も、4年前は1名でしたが、今春は18名と大幅に増え、今春は東京学芸大学、首都大学東京、埼玉県立大学、名古屋市立大学への合格を果たしました。



私立大学では早稲田大学・立教大学・法政大学・立命館大学・津田塾大学などへの合格を果たしました。
 本校では、看護士や臨床検査技師など看護医療系の大学への希望者や小・中・高等学校の教諭や幼稚園の教諭・保育士など教育系の大学短大への進学を目指す生徒が多くいます。運動部で活躍した生徒が多く、怪我をした経験から看護医療に興味を持ったり、部活動で指導を受けるうちに指導することに興味関心を持って教育系を目指すようです。受験の面接練習をしますと、実体験に基づいたしっかりとした考えを語ることに感心します。
 これも本校の「文武両道」の形であると感じています。